interview08 - Asa Satoshi

美容室オーナー

麻 聡(あさ さとし)

毎日の積み重ねが美容師の仕事

自分の背中を見せることがスタッフ全員の同じ意識と姿勢に繋がる

サロンワークはもちろんですが、現在は大阪3店舗、韓国のカロスキルに1店舗、tiraventoというヘアサロンを経営しています。さらに、国内外問わず飛び回り、セミナーを実施。tiraventoの強みである“ヘアデザイン性”を軸に技術をレクチャーしています。休日もセミナーで出ている日が多いかもしれませんね。オーナーとして一番重要な仕事は、スタッフの一人ひとりが同じ意識と姿勢を持てるように、導いていくことだと考えています。しかし、自分の思いをどう従業員に伝えるかはすごく難しいところですね。細めに自分の思いを社員に伝えていきたいので、セミナーに同行させています。実際に私の施術を見てもらい、話を聞いてもらうことで刺激になってほしいですね。

ヘアデザインを通じて美容でのパーソナルな存在に

はじめは華やかなでオシャレな世界というイメージが強かったですね。ですが、見習いで美容室に入れば、細かい作業の連続でした。今でこそtiraventoは、サロン業界で“コンテストに強いサロン”と言われていますが、そこに辿りつくまでの道のりは長かったです。コンテストに参加しはじめた1年~4年目は、まったく入賞することがありませんでした。芽が出はじめたのは5年目ぐらいから。7年~8年目でようやく業界に認められる賞を受賞できるようになりました。多いときでは1年間で参加した8つのコンテスト中7回入賞したこともあるんですよ。
スキルアップに貪欲なスタッフが多いので、スタイル撮影にも力を入れています。定期的にクリエイティブの撮影会を実施して、モチベーション高く取り組んでいますね。

研究や技術向上を怠らない。それが美容師。

私個人の目標は、ヘアデザインを通じてお客様に喜んでもらえるパーソナルな存在になること。最近、アジア圏からのセミナー依頼が増えてきました。日本だけでなく、全世界の美容師は勉強熱心ですよ。海外のセミナーでは、日本の技術を学びたいという意欲が高く、真剣にセミナーを聞いてくれます。その反面、シビアな面もあり、自分のためにならないと感じたら途中で帰ってしまうこともあるんです。充実したセミナーにできるよう日々、ヘアデザインの研究や技術向上を怠れないのが美容師という仕事だと思いました。
そして、ヘアサロンとしてはtiraventoの「らしさ」であるデザイン性を高めることが目標です。tiraventoがスタッフに求めることのひとつに、「自分磨きを惜しまないこと」があります。自分をデザインできない人がお客様を美しくすることはできませんからね。自分磨きを惜しまず努力できるスタッフと一緒に、この目標を達成していきたいですね。

美容室オーナー

麻 聡(あさ さとし)

平成12年 美容科卒業

profile

現在はヘアサロンtiraventoのオーナーとして勤務。母親が喫茶店を経営していたので、幼いころから自分も「何か商売をしてみたい」という思いを持っていた。その思いを胸に、自分の将来を考えはじめた時“美容師”という道が思い浮かぶ。理由は簡単「オシャレでカッコいい」と思ったから。思い立ったらすぐに行動へ。技術も知識もないまま、高校3年生の時に心斎橋にある美容室へ行き、見習いで働かせてもらえるよう頼み込んだ。アシスタントとして毎日レッスンを受けながら、掃除やシャンプーなどをしていた。ベルェベルの通信を始め、働きながら勉強していたので、毎日必死で時間がいくらあっても足りなかった。

My Work-Place

tiravento
http://www.tiravento.jp/