Beauty Lesson

健康な髪の大敵!紫外線の知識

ベルェベル神戸校

2016.07.07 Thu Beauty Lesson ベルェベル神戸校

こんにちは。ブログを見ていただきありがとうございます!美容課教員の三嶋です。
今回は健康な髪の大敵、紫外線についてお話します。

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・紫外線は3種類のUV-A UV-B UV-Cがあります。
このうち人体に影響を及ぼすのがUV-AUV-Bです。現在UV-Cはオゾン層によって守られているため地上には届きません。
・UV-Aとは波長が長く1年中降り注ぎ、浸透性が高いため35%~50%が頭皮を通過して皮膚の深部まで入ります
長い間浴び続ける事で髪の毛のメラニン色素が黒くなり、次第に色素沈着がおこっていきます。
それによってシワやたるみなどの老化に繋がります。赤くならずに黒くなりUV-Bの作用を強め悪影響を増大させます。
・UV-Bとは波長が短く海水浴などの後に肌に赤みとヒリヒリ感を発生させるので【レジャー紫外線】とも言われています。
主に肌表面の頭皮に作用し急激に皮膚細胞にダメージを与え皮膚の炎症、火傷を起こします。
数日で赤みが引いた後メラニン色素の沈着による黒化、日焼けが起こりシミ、ソバカス、乾燥の原因になります。紫外線の強い時期は4~8月をピークに夏至に日が一番強いとされています。
時間帯でみると午前10時~14時がピークです。
天候によっても紫外線量は変動します。

晴れ  100%
曇り  60%
雨   20%

 

紫外線による毛髪への影響
・毛髪は紫外線によりダメージを受けると損傷が蓄積される→髪は皮膚のように自己再生能力がないので自分でケアしなければならない
・紫外線によって髪の毛が弱くなり痛みやすくなる
・紫外線により水分を保持する機能をもつタンパク質は破壊され乾燥毛になる
・キューティクルの損傷しツヤがなくなる
・枝毛、切れ毛、ツヤがなくなる
・髪の毛がごわつく

 

毛髪、頭皮のための紫外線ケア
・毛髪への予防紫外線カット機能を持つ【スタイリング剤】つまり洗い流さないトリートメントを使用して髪の毛に紫外線が浸透する事を防ぐ
・紫外線によるキューティクルの損傷を抑えるためサロンでの集中ケアトリートメントで毛髪内部に栄養分を補給したり自宅でのトリートメントケアが必要である

 

頭皮のケア
・毛穴詰まりの原因である過酸化脂質を取り除く為、定期的にヘッドスパを行う事により過酸化脂質を除去してくる。自宅ではノーシリコンシャンプーを使用しヘッドマッサージを行うようにする
・毛髪は自己修復機能がない為、一度ダメージが蓄積されてしまうと毛髪修復が難しくなるためケアが必要なのです。ダメージの進行により切れ毛・枝毛・乾燥により髪が広がったりしてスタイリングのしにくい状況になる前に紫外線が強いこの時期はケアが重要です。