INTERVIEW02
KAYOKO NISHIMURA
西村 加代子
ベルェベル神戸校
これまでの経歴は?
芦屋のゲストハウスのチーフプランナー、神戸北野のレストランウエディング・大阪のホテルでのチーフマネージャーの経験を経て、ブライダルのコンサルタント会社で地方中心に婚礼施設の再生事業に取り組む。その後、教員の道へ。
INTERVIEWインタビュー
ブライダル業界を目指した理由とその魅力は?
元々はブライダルの音楽演出を請け負う会社で企画運営をしていました。
各会場のプランナーと一緒に、様々な挙式・披露宴でのお打合せを任せていただくうちに、音楽だけでなく、ウエディング全体を作りあげたいという思いが強くなり、ウエディングプランナーに転職。新郎新婦様とともに作り上げる過程が、ドラマの世界にいるようで、いつも刺激的でした。
教員を目指すようになったきっかけは?
結婚出産を経て家を空ける地方の仕事が受けられなくなり、今の自分がこの業界の役に立てることは何か、と考えたことが教員を目指したきっかけです。
コンサルタントの現場では主にプランナーの教育を担当していたことや、10年以上ブライダルの現場にいた経験を活かし、人材育成でブライダル業界に恩返しをしたいと思いました。
指導におけるこだわり
笑顔と元気を大切に。新郎新婦様の心を開くことと同じくらい、生徒たちの心を開くことを第一に考えています。
教員になり10年近く経ちましたが、受け持つ生徒たちの教育の背景は変わってきています。
その中で指導の手法には変化があって当然ですが、10年前から変わらない考え方は、「曖昧なことを言わないこと」「業界人としてぶれないこと」。
自分の現場時代に大切にしていたブライダルへの想い、軸はぶらさないことを意識しています。
在学中に身につけてほしいこと
誰かに興味をもつこと、知りたいと思うこと、同じ時間を過ごす中で一方的なコミュニケーションでなく、相手も心地いいと感じてもらえる時間を、1人でも多くの人と作り上げることを楽しいと感じてもらいたいです。
結婚式を作り上げていくために知っておくべき知識や技術・手法は沢山あります。その知識を活かすには、どんな人にどんなことを伝えたいと思うかによって、学んだ知識が活かされるか、知識のままで終わってしまうか、ちがってくると考えています。