※写真は2019年7月に撮影されたものです。

森元 拓也さん

2005年　美容科卒業

DANIEL GALVIN（LONDON）

ヘアスタイリスト

♢Profile

KAINO internationalで経験を積んだ後、単身イギリスへ。
ロンドンの有名サロンBrooks and Brooksに約10年在籍しながら、国内外のコレクション・雑誌などで活躍。
現在は世界的著名人も多く顧客に持つロンドンのサロンDANIEL GALVINを拠点にしながら様々な現場でヘアスタイリストとして活躍している。

■卒業からロンドンへ渡るまで

ベルェベルを卒業後、海外などの研修があるKAINO internationalに就職しました。
サロンの面接の時から、いつかロンドンで働くことを伝えていましたがそれを受け入れてくれました。
当時は技術的に未熟な部分が多々ありましたが、周りに助けてもらいながら、海外で通用するレベルまでコツコツ練習を重ねました。
入社から4年が経ち、その後、単身イギリスへ。最初は日本人の経営するサロンで働きましたが、以前海外研修でお世話になったサロンでどうしても働きたかったため、「ただ働きでもいいから」と直接交渉しました。それがBrooks and Brooksだったんです。

■ロンドンの有名サロンでの経験

最初は掃除しかできませんでしたね。それが、ある忙しい日にシャンプーの担当を任されることに。するとその技術がかわれ、ブロードライ、カットをさせてもらえるようになりました。でもレベルの差を痛感し、コツコツと練習を重ね徐々に色々と任せてもらえるようになっていきました。Brooks and Brooksで約10年在籍し、多くの人たちとの繋がりを持つことができ、たくさんのチャンスを与えてくれました。自分を大きく成長させてくれたサロンです。さらなる高みを目指し、現在はDANIEL GALVINに在籍しながら国内外で雑誌などモデルの撮影や、コレクションなどの活動をしています。

■ベルェベルでの学生生活

ベルェベルではクラス、仲間、先生と一丸になって常に目標に突き進んでいましたね。毎日とても楽しく学んでいたのが印象的です。
担任の先生が個性を尊重してくれたことがありがたく、同じ目標を持った同級生とはすぐに気持ちでつながって仲良くなりました。
今でも同級生とは連絡を取り合って現状を報告し合ったりしています。大切な仲間に出会えたことは本当に貴重だと思います。

■美容師を目指す高校生へ

大切なのは夢を持つだけでなく、その夢につながることに触れること。
例えば自分で色んなヘアスタイルに挑戦したり、友だちのカットやセットをやってあげたり。そういう経験を通して美容師の楽しさを知って夢を膨らませていってほしい。
自分の場合は、16歳の時、兄の美容室でお客さんのシャンプーを任せてもらって、そのお客さんにすごい喜んでもらったんです。人と触れ合って喜んでもらえる美容師の魅力を知って、世界一の美容師になりたいという夢ができました。夢ができたらそこに到達するまでの段階的な目標を立てて行動すること。そうすることで、絶対に夢は叶えられます。もともと技術が未熟だった自分が今、国内外で活躍する姿を見せることで、多くの人を勇気づけられたらと思います。そのためにも、これからまだまだ活動の場を広げ、上を目指していきたいですね。

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