Beauty Lesson

♪夜中に~ いきなりさぁ~♪

ベルェベル神戸校

2021.02.26 Fri Beauty Lesson ベルェベル神戸校

皆さんこんにちは

皆さんは香水を使いますか?
そして、どの様に香水を選んでいますか?

私は「大人の男」というイメージだけで「BVLGARI MAN」シリーズを使っています

好きなブランド、可愛いデザインなど選び方は様々ですが、
多くの人が好みの香りで香水を選ぶと思います。
そんな香水のメインとなる香りの基、香料と香調について語らせて頂きます

香水には基本的に15~25%の調合香料が含まれています。
香料には動植物から得られる天然香料と、石油や石炭、
油脂などの資源から合成反応により製造される合成香料があります。
植物性の天然香料は、数ヘクタール分の花から
小瓶1本分のエキスやオイルしか取れないものもあると言われていてコスパ最悪。
動物性の天然香料は、ワシントン条約やIFRAで規制されていたりで手に入りません。
なので、合成香料で似た香りを作り、香水に使います

調合香料に使う合成香料は約3000種といわれていて、
単一の香りを使う場合もありますが、色々組み合わせて香水にします。
代表的な香りで言うと、
「ムスク、シベット、ローズ、ジャスミン、バニラ」など
香水の紹介をしている時によく見かけるやつです。
それらの香料を混ぜ合わせ、香調を決め、それぞれの香水の特徴が表れます。

香調というのは、香りの系統のことで、香りのイメージにあった名前のようなものです。
よく使われる代表的な香調をあげてみましょう。

調合香料の香調
フローラル・・・花を想起させる香り(ローズ、ジャスミン、ミューゲなど)
フルーティ・・・果物を想起させる香り(ピーチ、アップルなど)
ウッディ・・・木の香りを想起させる香り(白檀、シダー、パインなど)
アニマル・・・動物の分泌物の香り(ムスク、カストリウム、シベットなど)

他にも、グリーン、シトラス、モッシィ、スパイシー、パウダリー、アルデハイド、オリエンタル、シプレ―、マリーンなどなど
色んな香調があります。

と言われてもイメージが湧きにくいので、有名香水を例に香調と香りの特徴を一部ご紹介します。

 

4711(4711:フォーセブンイレブン)
香調:シトラス
柑橘系フルーツの爽快な香り

ディオリッシモ(Dior)
香調:シングル・フローラル
シンプルでかわいらしい感じの香り

レール・デュ・タン(Nina Ricci)
香調:フローラル・ブーケ
花束の豪華絢爛な香り

フィジィ(GUYLAROCHE)
香調:フローラル・グリーン
緑を思わせるナチュラルな香り

No.5(CHANEL)
香調:フローラル・アルデハイド
モダンな感じのするフローラルの香り

ミツコ(GUERLAIN)
香調:シプレ―
重厚で華やかな気品ある香り

オピウム(YSL)
香調:オリエンタル
甘味が強く、持続性のあるエキゾチックな香り

ザ・ワン(D&G)
香調:オリエンタル・フローラル
甘くゴージャスでセクシーながら気品も感じられる香り

 

香水によっても様々な特徴がありますね

今使われている香水の香調を調べてみて、
自分が好きなラインから香水を選んでみるのも良いのではないでしょうか

ちなみに、今回の内容は全て美容科の授業で行う「香粧品化学」という科目で使う知識です
美容学校ならではの授業内容なので楽しく学べますね

 

 

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